6年国語科公開授業
6年生の公開授業が行われました。
内容は国語科「作品中の優れた叙述を『心の扉カード』で推薦しよう!」
(副題:優れた叙述から相互関係を捉え、心情を想像しよう)です。
教科書に載っている「カレーライス」(重松清 作)という物語を題材に、
物語中の優れた叙述を見つけ、そのお話を推薦するための
「人物同士の会話や行動に着目して読む」「物語全体を読む」
活動に取り組みました。
公開授業当日は、この「カレーライス」で「練習」して身に付けた、
「人物同士の会話や行動に着目して読む」「物語全体を読む」
読み方を、自分が選んだ別の重松清 作品で活用する場面でした。
具体的には、友達同士で自分の読み方について紹介し合ったり、
それを5年生への推薦カードにまとめたりしました。
45分という限られた時間の中で、たくさん話し、よく聞いて、
集中して書く場面が多々見られました。
このような学習は、一朝一夕には実現しないものです。
5年生までに積み上げてきた国語の力や、日頃から読書に親しむ姿勢、
そして、何より自分自身がよりよい読み方を追究したいと思う
関心・意欲があってこその表れと言えます。
今回の学習をとおして身に付けた読書の視点が、これからも
子供たちの読書生活にきっと役立っていくのだろうと思います。